帰国とその後

Yammyyyyyyyy! : 帰国してやっぱりおいしい!と思った食べ物 /Julie

1.お刺身とあさり

もともと肉より魚介類派だったこともあり、帰国して食べまくったのはシーフード。

(写真はほたての炭火焼)

福岡にある実家は、近くに安くて新鮮で有名な魚屋さんがあって、料理するのがめんどくさいという母の意向で晩御飯のお刺身率がぐんと高い。

子供のころはお刺身が嫌いでしたが、大人になって少量であれば美味しく感じるようになりました。 (赤身の刺身はまだ食べらないんですけどね。)

 

福岡には鯛胡麻って食べ方があって、鯛のお刺身に大量の胡麻をかけてお刺身醤油だったり海鮮丼のたれであったりであえてご飯と食べるんです。
これもう母親からしたらちょうらくちん晩御飯。

なので帰国してから実家にいた数か月、鯛胡麻かイカ刺し率は非常に高かった。 イカ刺しって甘くておいしいですよね~。

あと地元でとれるあさりが大きくて、味噌汁になることも多いんですが個人的にはバター焼きがイチバン。うちでは余ったアサリとそこからでた出汁をパスタにからめてボンゴレにしておりました。うまあじ~。

私はカナダでずっとAlberta 州にいたもので海がなく、海の幸となかなか縁遠かったんですよね。 だからコスコで買ったサーモンの Ken 特製巻きずしがイチバンの海の幸でした。 みんなで居酒屋ごっこしたのおいしかったなぁ~。。。

 

2.からあげ

 

九州ってほんとにから揚げ屋さん多いですよね。

色々なから揚げ専門店が色々なところにあって、それぞれ味が違うので食べ比べしてみたりして。 もちろんフライドチキンも好きなんですが、からあげのにんにくや醤油の香ばしさって本当においしいと思うんです。

からあげやさんであげたてのから揚げを買って白米と一緒に食べる、から揚げってわりとどのお店でも安い食べ物なので、この手軽な贅沢さは日本ならではだなぁと感じます。

 

3. ケーキ

ケーキは洋食なのだから、カナダのほうがおいしいんじゃないの?と思われる方もいるかと思います。 しかしながら、うーん。そもそもケーキ屋というものが日本に比べて少ない印象でしたね。

日本は食の国ともいうけれど、繊細で素材を生かした見た目も美しいカットケーキがショーウィンドウを 埋め尽くしているそんなお店がそこら中にあることが当たり前で、気分で行くお店を変えることも当たり前、百貨店に行くと一度で何店舗ものケーキ屋さんから選ぶことができるのも当たり前、ではありませんか? しかしカルガリーとバンフは大都会!でないことも合わさって、そんなに選択肢が多くはなかったかな あと思いますし、正直スーパー内のケーキはでかいだけで正直あんまり、、、おいしくなかった、、、、、。

日本の感覚でケーキ食べたーいと買ってしまうと、めそめそしてしまう残念さです。

 

日本人のすごいところとして、食に関わらずですが仕事が細かいこと、追及するのが好きなこと、よりよく新しい物を生み出すことが得意なことがあげられます。

 

日本は鎖国の経験もある島という環境で、周りの国の情報や物資に頼ることなく自国の問題は自国 で解決しなければならない、自分の国で採れるもののみを使ってよりおいしいものをつくらなければな らない、どうにか頭をひねってより生活を楽にする必要がある、“今ここにあるもの”を“技術で変える” べく、考え続けなければなりませんでした。 そうしてありとあらゆる独自の技術はどんどんと磨き上げられ、“工夫すること”が得意な民族ともいえ る国が生まれたのです。 (日本のテレビゲーム開発をイメージするとわかりやすいですね。日本はちょっとお隣の国に歩いて行ったりできなかったですし、昔はもっと情報も限られていましたから、狭い土地の中で膨らむ外の世界への興味によって二次創作活動が得意となり、ゲーム業界は今や世界一と言えるくらい発展しました。)

さて、日本の“おいしいものがすぐそこらじゅうで買える”利点の深堀はひとまず置いといて、 そんなカルガリーでも超うまい!!また食べたい!!っていうか今食べたい!!なオススメケーキや

さんもあります。そこについてはきっとこの記事を読んで食べたくなった ken が実際に行ってレポートし てくれることでしょう!

あー、食べたいなー。 エクレアかー、あのカップケーキ型の大きなシュークリームみたいなやつ、食べたいなー。