海外生活

【初心者必読!】カナダでの車の買い方について解説します!

こんにちは。この記事では、カナダでの車の買い方について解説しようと思います。私自身車が好きで、カルガリーでの約7年間の生活で4台の車を乗り継ぎました。なので、実体験も入れながら解説していきます。車を買うと、行動範囲が広がるし、カナダは日本以上に車社会なので、あると便利なことは間違えありません。

主な車の購入方法

  1. ディーラーシップ
  2. 個人から
  3. オークション

ディーラーシップから購入

ディーラーシップからの購入が日本では一番一般的だと思います。欲しい車メーカーのディーラーシップに行って、新車または中古車の中から選んで購入します。購入後の保証が付いていること、車の状態もちゃんと整備されていること、信頼度が高いことがディーラーでの購入の長所です。しかし、値段の面では、3つの購入方法の中では一番高いです。販売員との値段交渉が重要となりますので、英語ができないと値引きしてもらうのも困難になる場合があると思います。交渉の際に重要なのは、ディーラーに行く前にできるだけ情報を集めておくことです。インターネットで検索すれば、販売店にある在庫の情報を得ることができますので、いろいろな販売店の同じ車の値段を下調べしてから行けば、交渉する際に、他にも選択肢があることを示すことができます。

個人から購入

KIJIJIやAutoTrader、日本人向けのウェブサービス内のクラシファイドや掲示板がインターネットで個人売買するための中古車を見つける主な方法です。ディーラーシップで買うよりも値段が安いことが多いです。しかしその分、車の状態はそれぞれの売り手で違うので、良い車かどうかを見極めるのが重要な点になります。買った後に故障や交換しないといけない部品がたくさん見つかって、結局ディーラーから買うのと変わらない、もしくは高くついてしまった!なんてことにならないように注意が必要です。ディーラーから車を買う時と同様に、値段交渉は重要ですし、そのための情報を集めておくことが大切です。

他には友人知人から個人的に買い取る方法もあります。しかし、知り合いから買う場合、値段交渉や後々問題が発生したときにお互いの関係が壊れてしまう場合もあるので、あまりおすすめしません。

オークションで落札

オンライン上もしくは実際に会場に行き、オークションに参加し、欲しい車を競り落とす方法です。この方法はほかの方法よりも安く車を買うことができますが、いい車を見極める目や競りの経験が重要になってきますので他の二つの方法と比べると難易度が高いと思います。この方法でもやはり事前にオークション会場に足を運び、欲しい車の情報をできる限り集める事がとても大事です。競りにかけられている車は主にディーラーからのTrade In(ディーラーが店で売れなかったものをオークションに持ってきて売る)、Finance Repo(借金の担保)、General Consignment(個人オーナーが売りたい車を持ち込み、オークション会社が代理で売る)の3通りの方法でオークションまで届いています。事故歴や修理歴、修理が必要などの問題がある車も少なくないので、良い車を見つけるのにはウェブサイトを定期的に確認し、気になる車を見つけたら会場で実際に車を調べましょう。受付で車のカギを借りてエンジンをかけることも出来るので、エンジン音などは必ずチェックしましょう。

各種手続きについて

  1. 購入手続き
  2. 保険契約
  3. 車登録

購入する車を決めた後に必要なのが、各手続きです。必要な手続きは3つあります。1つは車の購入手続きです。車を購入・販売を完了するにはBill of Saleに買い手と売り手の各種情報を記入する必要があります。2つ目は、保険の契約・購入です。保険がないと車の登録をすることができないので、先に保険を契約する必要があります。契約後すぐにPink Slip(保険証書)を発行してもらい、Eメールで送ってもらいましょう。紙の証書は後日郵送されますので、1部は車の中、残りは家に大切に保管しましょう。3つめは車の登録です。言い換えれば、ナンバープレートの取得です。登録にはBill of SaleとPink Slipの両方が必要なので、2つを持って近くのRegistryに行きましょう。ライセンスプレートが欲しいといえば、記入書類を渡されるので、記入して提出しましょう。2年以上車に乗る予定であれば、2年間分の登録の支払いをしてしまいましょう。少しですが安くなりますし、2年間申請に行かなくていいので楽です。ただ、期限切れの月を忘れないように注意しましょう。ナンバープレートを受け取ったら、それを車に取り付けて、準備完了です。カナダでのカーライフを満喫しましょう!