【必ずやろう！】カナダのタックスリターンについて（基本編）

今日はみんな大好き、タックスリターンについて説明します。

インカムタックスリターン(Income Tax Return)とは、
簡単に言えば、日本における確定申告や年末調整のことです。

ただし、会社がやってくれる日本とは違い、
申請は自分で行わないといけません。

ワーホリや就労ビザ保有者で仕事をしていて
会社など勤務先から収入を得ている方、
カナダ国籍の人、永住権を持っている人が対象となります。

ワーホリでカナダに来ていて、
アルバイトをしている人なら返金を受ける場合がほとんどですので、
忘れずに必ず申請しましょう。
人によっては数百ドル返金される場合もあります。
一応４月までが申請期限となっていますが、
その後でも申請することは可能です。
ですが、期限を過ぎてから申請すると、
ペナルティを請求されることもあるので注意しましょう。

下記が申請の簡単な流れです。

申請の流れ

➀必要書類をそろえる（T4など）

②申請する（郵送かオンラインにて）

③小切手が送られてくるもしくは振り込まれるのを待つ

④デポジットする（小切手の場合）

カナダの会社では給料を支払う際に、
年収を予想し、その額に応じて所得税予想し、
毎月税金が給料から天引きされます。
この時、会社は少し多めに税額を見積もって引いています。
しかし、正確な所得税額が分かるのは、
一年の総収入が確定してからなので、
実際の税額と天引きされている額に、
ほとんどの場合差が生じてしまいます。
なので、多く支払っている分は返ってくるという仕組みです。

タックスリターンを請け負ってくれる、
業者やエージェントはたくさんありますし、
タックスリターンのサービスを
有料で提供している留学エージェントもたくさんあります。
料金は大体２０ドルから６０ドルぐらいです。
しかし、やつらは金の亡者、
あれこれと理由をつけて代金を上げてきます。
嘘です。みんなしっかりとサポートしてくれます。

ですが、ここで私がおすすめしたいのは、
無料のタックスリターンソフトをインストールして、
自分でオンライン申請をすることです！

専門の知識がいるんじゃないの？
難しそう！

頭を抱える男１
と、みんな思うかもしれませんが、
ワーホリの方や、独身の方で、
投資などをカナダでやっていなければ、
複雑な計算も必要なく、
簡単に申請をすることができます。
多くの若いカナダ人も無料のソフトを使って
自分でタックスリターンを申請しているそうです。
勤務先からもらったT4などのタックススリップに書いてある
ボックスナンバー通りにパソコンで打ち込むだけで、
後はタックスリターンソフトが計算してくれて、
申請もそのソフトから送信することができます。