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【仕事で使える!】海外トップビジネススクールで学んだ人を操るテクニック!「社会証明の法則」

社会的証明の法則

世の中の風潮に迎合してしまう人が大多数であるということ

「身の周りの人が評価しているものや人物のことを、つい信用してしまう」のが「社会証明の法則」です。オンラインショッピングでレビューや購入者の評価を見て買うか買わないかの判断をしたことありませんか。周囲に迎合してしまいがちな日本人は、特にハマりやすい傾向にあります。

人は判断に困ったときに、往々にして他人の行動を参考にして決断することが多い生き物です。世の中の風潮につい同意して、「あの芸能人は嫌い」、「あの映画はつまらない」などという人は多いと思います。誰かがメディアなどで叩かれていると、それまで悪い印象を持っていなかったとしてもつい他人に迎合して悪口を言ってしまったりするものです。

「みんなが買っているもの商品ならきっといいものだろう」と思い込んでしまう場合もあります。先ほど少しだけ書きましたが、世界的に有名な某外資系大手オンラインショップサイト、ア〇ゾンの購入者の星の評価も、社会的証明の法則に基づいた「誘導」の一つです。ここで言いたいことは、オンラインショッピングをしてはいけないということではなく、他人の評価を鵜呑みにして買うか買わないかを決めるべきではないということです。

他の例としては、店の前に桜の行列を並ばせる手法なども、この応用といえます。周囲に流されやすい心理というのは、人をだますときにも悪用されます。投資詐欺や怪しげなマルチ商法で、「大勢の人が申し込んで、みんな儲けている」と思い込ませる手法が使われました。結局は、この心理を逆手に取った悪質な犯罪だということです。

つまり、この法則を利用して「みんなが、これにハマってるらしいよ」とか、「すごい評判になっている店があるんだけど、行ってみない?」といった言い方で誘いを掛ければ、相手に「YES」と言わせる可能性がぐっと高くなります。

ここがポイント!

➀周囲の人の意見に流される人が大多数である。

②「みんながこうしている」といって同調させる。