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車のメンテナンスとは
日本とカナダの違い
日本には車検という制度があります。
車の古さによって頻度の違いはありますが、定期的に車の検査をすることが義務付けられています。
しかし、カナダには車検という制度はありません。
車を購入したらその車がちゃんと走るための維持は自分で管理しないといけません。
自分で管理すると言っても自分で車の修理などをするということではありません。
整備工場に車を定期的に持っていきプロの整備士に車をチェックしてもらいます。
定期メンテナンス
エンジンオイル交換
車によっても違いますが、5000~8000km走ったら、もしくは6か月ぐらい経ったらエンジンオイルを交換しましょう。
エンジンオイル交換を怠るとエンジンが壊れてだめになってしまいます。
エンジンがだめになってしまうと焼き付いてしまい、ほとんどの場合エンジン自体を交換しないといけなくなります。
エンジン交換はとても高くつくので、ちゃんと定期的にエンジンオイルの交換をしましょう。
タイヤ交換
タイヤの交換も定期的にしましょう。
夏は夏用タイヤ、冬は冬用タイヤを使うようにしましょう。
夏に冬用タイヤのままだと燃費が悪くなります。
冬に夏用タイヤのままだと危険すぎます。
カルガリーの冬は必ず冬用のタイヤを使いましょう。
また、タイヤも2,3年使ったら新しいものにしましょう。
アルバータは空気が非常に乾燥しているので使っていなくてもゴムが劣化していくからです。
ゴムの乾燥によってタイヤが劣化すると固くなってグリップが利きにくくなります。
グリップが利かなくなるとブレーキを踏んでも車が滑って止まりません。
個人的にはスパイク付のタイヤです。
日本では使用が禁止されていますがカナダでは使えます。
おすすめしたいタイヤのメーカーはやはり日本メーカーです。
ブリジストンやヨコハマタイヤ、スミトモなどです。
海外メーカーではNokianがおすすめです。
値段は少し高いですが、安全のことを考えると高くないと思っています。
洗車
もしかしたら、これが一番大事かもしれません。
特に冬は定期的に洗車をしてください。
カルガリーでは冬になると道路に塩と砂利を撒きます。
砂利のせいで車のペイントに少し傷が付いてそこに塩が付くと錆びていきます。
なので、タイヤの周りやブレーキ、フロントとリアタイヤの間もちゃんと洗いましょう。
ボディにサビが出てしまうと売る時に値が落ちてしまいます。
サビがあると見た目的にも良くありません。
ワイパーブレード交換
ワイパーのブレードもちゃんと交換しましょう。
夏の始めは雪解け水のせいで道路の泥はねがひどいです。
そのためすぐにフロントガラスが砂埃で汚れてしまいます。
劣化したワイパーブレードではガラスをキレイに出来ません。
そのせいで進行方向前方が見えないのは危険です。
ワイパーがガラスをキレイに出来なくなったらブレードを交換しましょう。
まとめ
紹介したもの以外にも定期的に交換必要なものはあります。
ブレーキや冷却液などかなり専門的な知識が必要なものです。
車整備士に定期的に相談することもおすすめです。
メンテナンスは車の運転の安全面だけでなく、見た目、売却の際にも関係してきます。
車を所有することはそのメンテナンスも楽しみの一部だと思っています。
好きなところへ連れて行ってくれる車をしっかりとメンテナンスして安全なカーライフを送りましょう。
※今回の記事内容は私自身の経験をもとにしております。
※整備士の公式な免許は持っていないので整備に関しては整備士にご相談ください。